3年でラグジュアリーストリート界のトップへ
『Vetements インパクト』。
そう言われるほど各ブランドの2017SSコレクションのラインナップには、超ロングスリーブやバルーンスリーブ、ベルスリーブなど袖が特徴のディテールが多く、Vetementsのアイコン的デザインが目立った。
また、オーバーサイズのパーカー、肩で着るアウターなども多く、Vetementsの影響力の大きさを感じる事ができた。
そのVetementsのCEOは「Guram Gvasalia(グラム・ヴァザリア)」。
ブランド設立から、わずか3年でVetementsを世界的ラグジュアリーストリートブランドとして築き上げた。
Guram Gvasaliaは、その3年間の道のりや、今後のビジョンを『WWD』のインタビューで語りました。
本日はその内容について一部抜粋してお届けします。
WWD:Vetementsは今後eコマースサイトを立ち上げる計画は立てていますか?
グラム:eコマースに関してですが、私たちは現在契約しているオンラインブティックに対して、とても忠実なのです。彼らが僕たちのブランドをここまで築き上げてくれたと思っているので、彼からの仕事を取り上げてしまうようなことは間違っていると感じます。Vetementsの売上が良い上位5つのeコマースサイトは僕たちのビジネスの約半分を占めています。オーダーやオンラインで売れる商品のディメンションはとにかくすごいのです。今までは大都市でしか買えないアイテムがほとんどだったのにも関わらず、今となっては主要都市に住んでいない人でもファッションに意識を持ちはじめるようになったのです。
WWD:では実店舗を立ち上げようとは思わないのですか?
グラム:実店舗を立ち上げる最大の問題点は、常にストックが必要だということ。それはストアがブランド力を維持するためには必要以上に仕入れなくてはいけないということ。そして必然的に在庫は過飽和状態に陥り、商品をセールにしなくてはならないといけなくなり、それは僕たちの戦略に反するのです。例えばあなたがピアノ演奏者だったらピアノを演奏するべきだと僕は思います。アイテムを作り上げ、環境を理解し、何か良いアイデアを考え出すが、小売業には携わらないというのが僕たちにとって最善なプランだと思っています。実店舗を立ち上げるということは人間的にも投資面でも成長する必要があるし、元々の戦略を変えなくてはいけなくなるのです。そして僕は会社に実際何が起きているのかを把握できないほど巨大企業にはしたくはないのです。僕はまだ会社の全体像が見えるぐらいの大きさを維持したいと思っています。そしてそれは非常に大切なことだと思います。
WWD:ソーシャルメディアについてはどのように思いますか?
グラム:現代はすべてが非常に速く進むので、誰も長期的に考えることを望んではいません。現代人はフーディーを買って、着て、セルフィーを撮って、インスタグラムに投稿して、自分と似ている人たちを集め、所属感を感じること。現在の世界はこれを求めているのです。悲しいことかもしれないですが、以前は宗教だったのが今となってはファッションブランドが置き換えつつあるのです。Appleを見てください。彼らの全体構造は「所属感」をベースにしているのです。
続きは、WWDオフィシャルサイトにてご覧ください。
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