アディダスはイェの一貫した憎悪的な行動を黙認
ドイツ発祥の世界的スポーツブランド adidas(アディダス) が、約10年間に渡り Ye(旧姓:Kanye West)の不正行為を隠蔽していたとの衝撃ニュースが舞い込んだ。
The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)の記者 Megan Twohey,(ミーガン・トゥーヘイ)からの調査報告書によると、Ye は提携期間中反ユダヤ的で性的に不快な発言をし、常軌を逸した行動を示し、エスカレートする要求を繰り返していた」いたが、adidas の幹部らは利益のために彼の不適切な行動を許していたという。
2013年には、adidas の従業員がドイツ本社で YEEZY スニーカーの初期デザインを Ye に見せたところ、本人はそのプロダクトに満足せず、片方の靴のつま先に卍をスケッチ。
その後2015年、YE が2月のニューヨーク・ファッション・ウィーク中に初 のYEEZY コレクションを発表する準備をしていたとき、数人のスタッフが Ye の「虐待的で性的に粗暴なコメント」に関して adidas の上層部に苦情を申し立てた。
それにもかかわらず、adidas と Ye との翌年の再交渉文書では、「カニエを大切にしていることを示すためにカニエのポケットに現金を入れた」とし、Ye のポケットに前払いで1500万ドルが支払われ、その後の毎年数百万ドルの会社株式が支払われることとなった。
新しい契約には、adidas が Ye 氏自身または会社に「評判、軽蔑、スキャンダル」を引き起こすような行為をした場合、adidas は Ye との提携を打ち切ることができるという道徳条項が含まれていた。
2018年、adidas のエンターテイメントおよびインフルエンサーマーケティング部門のグローバルディレクターだった Jon Wexler(ジョン・ウェクスラー)は、Ye の人種差別的発言が YEEZY の売上にマイナスの影響を及ぼす可能性を懸念し、Ye に謝罪するよう促したという。
しかし、adidas の元最高経営責任者 Kasper Rorsted(カスパー・ローステッド)は、アメリカの大手テレビネットワークのひとつであるCNBCに「カニエのおかげで米国で素晴らしい復活を遂げることができた」 と語っている。
adidas は2022年10月に Ye とパートナーシップを解消するも、2023年に再びパートナーシップを締結。
現在、YEEZY の再販イベントを随時行っている。
via:The New York Times
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