上下をひっくり返して着用できるダブルエンド技法を採用
日本のファッションブランド beautiful people(ビューティフルピープル) から、100年以上の歴史を誇るデニムブランド Lee(リー) とのコラボレーションアイテムが登場。
今回のコラボレーションでは、数あるマスターピースの中でもひときわ輝く2つのスタイル101-Jと91-Jをベースに作成。
上下逆さまにしての着用を可能にするdouble-endの技法を取り入れることにより、カウボーイにフォーカスした101-J、機関車に携わる当時の花形職業の鉄道労働者にフォーカスした91-J、本来異なる用途で作成された2つのアイテムが1着に共存する新たな価値観をもつブルゾン。
また、デニム愛好家のなかでは、Leeといえば『左綾デニム』として広く知られている。
経糸と緯糸、それぞれが交差することで生まれる斜めに入った斜紋線を綾目と呼ぶ。
一般的にデニムの多くは綾目が右斜めに見える右綾で作成されているが、Leeのデニムは逆方向の左綾で作成。
なぜ左綾なのか。
左綾で織られたデニムは、右綾に比べ生地表面がフラットになり、糸がより柔軟に動くことから滑らかな質感が生まれる。
長きにわたる歴史の中で着用対象となるユーザーや職種に特化し、そのニーズに合わせたアイテムを作成してきたLee。
ベースモデルともなった101-Jは、当時のカウボーイにフォーカスを当てて誕生したモデル。
激しい運動を日常的に行うカウボーイの動きに追随するため左綾デニムを採用したことをきっかけに、現在に至るまでLeeのデニムは左綾で作成されている。
デニムパンツもdouble-endの技法により、上下逆さまに着用することで異なる2つのスタイルを楽しむことが可能。
当時、フロントフライはボタン仕様が一般的とされていたなかで初めてファスナー仕様を採用するなど、戦前からカウボーイ向けに機能的なパンツを供給してきたLeeを代表するパンツ101-Z。
ロットナンバーの”Z”は、ジッパーフライを意味している。
当時、人気の絶頂にあった俳優ジェームス・ディーンが愛用したことで、それまでワークウェアとしてとらえられていたデニムを一躍ファッションシーンへと押し上げたことでも知られている。
その101-Zを両脇のファスナーを開けて組み合わせを変えて上下逆さまにするとペインターパンツ11-Zに変化。
ペインターパンツならではの大きなヒップポケットやハンマーループ、トリプルステッチなどのワークディティールを楽しむことができる。
ブリーチカラーでは、左綾デニムの特徴である美しい縦落ちのアタリも特徴の1つ。
ケミカルウォッシュと染色にこだわることで、ビンテージデニムのような経年変化を表現している。
beautiful people × Lee のコラボコレクションは、2024年1月19日(金)よりビューティフルピープル 公式オンラインストアにて先行予約が開始。
2月7日(水)からはビューティフルピープル伊勢丹新宿店ならびにメンズ館1階POP-UPイベントにて先行発売、2月10日(土)より直営各店にて発売される。
via : beautiful people
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