ディテールにまで拘り抜かれたコラボシューズが誕生

コンスタントにリリースを重ね続けている UNDEFEATED（アンディフィーテッド）と NIKE (ナイキ） によるコラボタッグから新たなコラボモデルが登場する。

2020年春シーズンに繰り出されるのは、ミッドソールの前面に“AIR MAX”文字、シュータンにはUNDEFEATEDのシグネチャーグラフィック、ヒールタブとシューレースにはリフレクター素材を搭載した計3色展開の AIR MAX 90（エアマックス90）。

UNDEFEATED × NIKE AIR MAX 90 の第1弾が1990年代への直接的なオマージュであるとしたら、LAをベースとするこのブランド発の第2弾はレトロな未来をデザインしたものといえる。

第1弾に使った頑丈なレザーに代わって様々な素材を用いることで、90年代のニューヨークのストリートシーンでテクニカルなアウトドアギアが用いられたことを思い出させる。

これらの実用向けギアが本来は機能重視で作られたことから、シューズ自体は修飾を削り落とし、ディテールの工夫で2020年らしいシルエットに仕上げられている。

「このデザインについては最初に素材を考えたのですが、ヌバックや毛羽のあるスエードなどの特徴的なスニーカー向け素材と、透明な素材やテクニカルなメッシュを組みあわせ、クラシックなシルエットにモダンな雰囲気を与えています。」とUNDEFEATEDのデザイナー、アダム・ワイスマンは語る。

これにより、使用素材を減らしアッパーの構成を簡素化するために、シューズのパネリングの再構成が行われた。

さらに、通常使われているエアユニットのウインドーの上にあるラバーの”Air Max”の文字を取り除き、長くしたスウッシュロゴが採用。

シュータンやかかとの中綿も最小限に抑えることでスマートなフォルム作り上げられている。

かかとのプルタブやシュータンのレーシングなどのディテールはナイキボメロ 5を彷彿。

カラーは対照的なものを配し、1色目はすっきりとしたオールブラックの色合いでシューズの深みや素材感を感じさせ、UNDEFEATED限定となる2色目はナイキ ACGやランニングフットウェアやアパレルの歴史を踏まえた色合いに仕上げた。

「UNDEFEATED限定のカラーは、ランニングシューズの黄金期と言われる80年代後半から90年代始めに生まれた色合いや、92年から95年にかけてNYCで盛り上がったアウトドアスニーカーのポップな色合いをインスピレーションにしています。」とワイスマン。

UNDEFEATED × NIKE AIR MAX 90 は3月14日（土）からUNDEFEATEDの各店舗で販売が開始され、その後3月19日（木）からNIKE SNKRS（3/19 AM9:00～）でリリース、UNDEFEATED限定のブルーは3月26日（木）のエアマックスデーに展開される。

■UNDEFEATED × NIKE AIR MAX 90 RELEASE DATE
スタイルコード：CQ2289-001,CQ2289-002,CQ2289-400
発売日：2020年3月14日（土）/19日（木）/26日（木）
販売価格：15,000円+tax