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    Categories: FASHION

DIOR × Denim Tears のコラボコレクション “DIOR TEARS” が発表

アメリカの典型的なデザインとフランスの高度なサヴォワールフェールを融合



DIOR(ディオール) が2023年フォールメンズコレクションショーの一部として、デザイナー Tremaine Emory(トレマイン・エモリー)のブランド Denim Tears(デニム・ティアーズ) とのコラボレーションコレクション “DIOR TEARS” を発表した。

ニューヨークとパリの結びつきにニューオーリンズの要素を加えた、ジャズをめぐる旅のような “DIOR TEARS” コレクション。

Denim Tearsを創設したトレマイン・エモリーをゲストデザイナーに迎えた本コレクションは、エレガントでありながら個性的、そしてカジュアルでありながらクラシカルなものに。

長年の友人であるキム・ジョーンズが絶対の信頼を置くエモリー。

デザイナーである彼が作り出したのは、アメリカの典型的なデザインとフランスの高度なサヴォワールフェールを組み合わせたコレクション。

彼自身のブランド同様、“DIOR TEARS”コレクションのベースは、フランスの「セルジュ ドゥ ニーム (ニーム地方の綾織物)」が起源とされるデニム。

特別に開発されたジャカード技術とディスチャージプリントで伝統の製法をアップデートしつつ、1950年代のフォルムが再現されている。

この生地に、ディオール アトリエの優れた技術を余すところなく注入した繊細な仕立てを採用。

アメリカの素朴な生地とフランスの優れた技巧を融合させ、ファッションと文化的なコードを組み合わせてより豊かに進化させたこのコレクションには、かつて演奏のためにヨーロッパに渡った、偉大なアフリカンアメリカンのジャズミュージシャンたちのムーブメントと影響が反映されている。

パリで出会ったものにインスピレーションを受け、またパリにとってもインスピレーションであった彼らが、この都市のアヴァンギャルド文化をさらに進化。

本コレクションはこうした歴史を背景に生み出されている。

1950~1960年代のアイビーリーグに通った黒人学生のルックや、同時代のジャズミュージシャンのリラックスしたスタイルに多大な影響を受けた今回のコレクションには、時を同じくして起こった公民権運動の参加者たちがまとっていた、ワークウェアの要素も注入。

「クール」の原点とプレッピーが出会い、ワークウェアの要素が加わって生まれた、典型的なアメリカンウェアが展開。

気取りのないプラッド柄のシャツ、定番のテディジャケット、リラックス感のあるチノパンツ。

さらに、クラシックなウールのオーバーコート、しなやかな仕立てのスーツ、エレガントなコニャックレザー製アクセサリー (トランペットバッグなど) といった、テイラリングのスマートな雰囲気が漂うアイテムも揃える。

DIOR × Denim Tears の “DIOR TEARS” は、2023年に発売予定。

via:DIOR

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